今回はガルパン のスピンオ作品「樅の木と鉄の羽の魔女」のレビューです。
アニメと映画は鑑賞済みですが、スピンオフ作品には手を出したことがなく、ガルパン のスピンオフ作品を読むのは初めてです。
まずはコミックウォーカーで1話を読んで見ることをおすすめします!
↓
https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF00000093010000_68/
あらすじ
無名の高校「伯爵高校」というのが舞台です。
伯爵高校VSサンダースの練習試合。
主人公は車長に抜擢されてからの始めての試合。
戦いの中で主人公の回想シーンが多いのも特徴です。
感想
今回は伯爵高校という新しい高校がメインです。
伯爵高校はルーマニア系の高校で農業化、普通科、魔女科が今作で確認できた学科になるのですが、一番気になるのは魔女科ですよね。
一様、占い師の登竜門みたいな評判があるそうなのですが、詳しいことはまだ分からず、全体的に謎です。
この高校では戦車道は授業の一環では無く、部活動となっています。
主人公は野咲(のえみ)と言う女の子です。
戦い方としては、シックスセンス、直観といったものが強く、魔女の素質があると、卒業した先輩から後継として車長に任命されています。
https://twitter.com/sippotyobitto/status/1238419278300188674?s=20
伯爵高校はルーマニアをモチーフとしており、少しファンタジー的要素(魔女など)が入っているのかなと感じます。
例えば、作中に登場するマリナという子は、八重歯と少し尖った耳、黒マントなど吸血鬼的な特徴があります。
ストーリー的には、
まだまだ始まったばかりなので、そんなに展開が進んでいるわけでもなくまだなんとも言えない感じですね。
下巻ではサンダースに勝つのでしょうか?楽しみです。
そして、一番印象的だったのが、このなんとも言えない空気感ですかね。
というのも、本編でしたら、スポ根的要素が強めですが、この作品にはそう言った物を前面に出しているわけではないようです。
始まったばかりだから、とも言えますが、なんとも掴みどころがない空気感、雰囲気でした。
そもそも、スピンオフではなく独立した作品のようにも感じられるクオリティでしたね。
それともう一つ、主人公の回想に、祖母が亡くなり、その棺桶を戦車が引くというシーンがありました。
これはガルパンの世界観ならではなのか、本編では見れない所だったので驚きです。
『ガールズ&パンツァー』の世界で、またヤベぇ風習が描写されてる(スピンオフ漫画『樅の木と鉄の羽の魔女』読んでね)。https://t.co/y4NvWF0QA2 pic.twitter.com/2XvYjQ7tTn
— hidaka (@hidaka3) June 19, 2019
登場する戦車and制服について
で、肝心の戦車なのですが、伯爵高校はドイツ戦車を主に使用しています。
〈登場する戦車〉
・Ⅲ号戦車N型
・LT-38戦車E型
・IV号戦車G型
とまあ、いずれもドイツ戦車なのですが、ww2でルーマニアに輸出していたものだと思われます。
〈制服〉

ジャケットはルーマニア軍の陸軍将校用の野戦服をモデルにしていると思います。
中に履いているのはワンピースのようにも見えるのですが、ルーマニアの伝統的な刺繍が入っている物ですかね。詳しいわけではないので憶測ですが。
下巻が発売されたらまた更新したいと思います。
ちなみに作者のむらかわみちお先生は55歳だというから驚きです!
むらかわ先生、御年56歳でむちゃくちゃ良い少女絵描かれますな。私も頑張ろう pic.twitter.com/KVLDro5upR
— いまい教 (@masha1945s) February 22, 2020
絵柄に年齢なんて関係ないですね笑
Amazonのリンクも貼っときます。
終わり!