今回は前哨戦でした。よう実にしては珍しく特別試験がない巻になります。
(ネタバレ注意)
次の試験
今回は大きな試験の前哨戦。まさに嵐の前の静けさが印象的です。
次の試験は無人島サバイバル。
といっても、去年とは大きく違い、同学年ではなく全学年で競えるという点。
1年生が登場したことにより、かなり複雑になってきたよう実。2年生もそれぞれ成長がみられる回でした。
あえてこうゆう描写をしたということは、次はめちゃくちゃ期待していいってことでしょうか(笑)
あとがきで、衣笠先生が年内に2巻出せたらいいなと言っていたので楽しみですね。
個人的に今回の当別試験はかなり規模がでかいので2巻分あると予想しています。
成長を見せる須藤
前回は綾小路が100点を取り、今回みんなに疑われてしまいました。
こういうのに一番突っかかりそうな須藤でしたが、
俺は俺なりに努力して成長する。そこに他の奴がどうであるかなんて関係ない。そんな風に思うことにしたんだ。
どうやら須藤は自分自身に向き合うことにしたみたいです。一番成長するタイプの考え方ですね。
1年の時と比べて、誰よりも成長しているのは須藤だと思いました。
そして綾小路は須藤こそクラスにとって重要な人間だと評価します。
そろそろ本気を出す高円寺
高円寺はどうかというと、今回の特別試験
本気を出すようです!
もし私が無人島サバイバルにおいて好成績を残したなら、卒業までの間私の完全なフリーダムを約束してもらいたい
という高円寺の要求に、
堀北は「単独で1位を取ってもらう」「1位をとれなかったら次もクラスに協力すること」
という条件を提示しました。
そうすることによって、今後も活躍させるわけですね。
しかしもし今回、高円寺が1位を取ることができれば、今後はクラスに協力しないということ。
できればDクラスの誰かかが1位とってほしいところですね。
ホワイトルームからの刺客が判明
何と、今回でホワイトルームからの刺客が誰なのかわかりました。
七瀬翼でした。
最初のホワイトルーム生の独白では
直接葬り去ることができる、唯一無二のチャンスが巡ってきた。
言うなれば、殺してしまうのも……問題解決方法の1つだ。
とかなりの憎悪を抱いているようです。
また今回の試験で葬る予定らしいので、負けたら退学するんでしょうか。
この憎悪、殺意がどう綾小路に向くのか。
今回は読んでいて本当に、各クラス、各学年、強そうな感じがしました。
だれが勝つのか予想もつきません。
終わり!